SPBS作家・ライター養成塾講師からのメッセージ。

現役の編集者・ライターであり、SPBS作家・ライター養成塾講師である皆さんから、メッセージが届きました!今受講している方はもちろん、受講を迷われている方、これから文章で生きていきたいと考えている方は、ぜひご覧ください。


※ 敬称略・50音順。













大山貴弘/おおやま・たかひろ
ライター・編集者。1976年香川県生まれ。
出版社勤務、制作プロダクションを経てフリーライターに。rockin’onなどの音楽媒体やIT系メディア、ビジネス誌などで取材・ライティングを手掛ける。


【メッセージ】
最近、よく自分で料理をするようになりました。不思議なもので、自炊を始めると、外食した時も、お店の料理の作り方が気になります。「この味付け、胡麻油が利いていて美味しいな」「この食材の組み合わせ、今度家でも試してみよう」。そうやって今までと違った視点で食事を楽しむことができるのです。これは、文章も同じです。自分で一所懸命に文章を書き、それを他人に評価してもらううちに、文学作品や広告コピーの文章が、どういう意図で書かれたのかが、自然と分かるようになります。また、今まで以上に深く文章を味わい、感動できるようにもなります。さらに、その感動を自分の手で再現してみることも、文章ならできるのです。この通信講座で、たくさんの人に「美味しい!」と思ってもらえる文章力を、一緒に養っていきましょう。


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柴 那典/しば・とものり
ライター・編集者。1976年神奈川県生まれ。99年京都大学総合人間学部卒業。
出版社rockin’on勤務を経て2004年退職、フリーライターに。音楽やサブカルチャー分野を中心に、幅広くインタビュー・雑誌記事の執筆を手掛ける。

【メッセージ】
文章力をつける魔法のようなやり方を、僕は知りません。
『文章が上手くなる10の方法』のようなブログ記事をブックマークしても、それだけで人に自分の言いたいことを伝える力を持つ文章が書けるようになるわけではありません。
ただ一つ、自分が書いた文章が繰り返し人に読まれること、そして沢山のフィードバックを得る中で「何がすとんと心に落ちるような表現なのか」を手探りでさがしていくことだけが、方法なのだと思っています。
決して近道ではないですけれども、それを一緒に探るお手伝いができればと思っています。(講師=柴那典/花井義智)


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塚本裕子/つかもと・ゆうこ
1970年京都府生まれ。出版社書籍編集部、雑誌編集部などを経て、’98年フリーに。
『ダカーポ特別編集』ほか各種雑誌のインタヴュー取材・執筆、各種単行本(ビジネス、自己啓発など)の制作に携わる。

【メッセージ】
「文章を書くこと」自体は目的ではなく、その人の“人間”を表現するためのひとつの方法なのだと私は考えています。私たちの胸の内にはいつでもたくさんの想いが溢れています。それを「好き」「嫌い」や「いい」「悪い」のひと言で、またはケータイの絵文字などで簡単に片付けてしまうのはちょっとさびしい。

言葉は心であり、言葉は愛です。“自分の言葉”をもつことは自分の人生を豊かにすることにつながるのではないでしょうか。

私はあなただけの言葉が生まれる喜びに立ち合いたいし、もしも自分に少しでもそのお手伝いができるのならとてもうれしい。言葉同士の交歓を楽しみにしているのです。


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柳橋 閑/やなぎばし・かん
『Sports Graphic Number』の編集者を経て、フリーのライター・編集者に。スポーツ、旅、ビジネスなどをテーマに各誌に記事を執筆。モットーは「自ら体験して書く」こと。

【メッセージ】
文章修行、というと古くさい言い方になるけれど、プロのもの書きになるには何らかの形でトレーニングを積むことが必要だ。僕の場合、学生時代に小論文の添削を受け続けたことがいいトレーニングになったように思う。知恵を振り絞り、心のうちを虚心坦懐に披瀝したつもりでも、毎回必ず激辛のコメントが返ってきて萎えたものだ。文章を書くというのは、個人的な営みであると同時に、誰かに読んでもらい評価を受けるというプロセスを経てはじめて完結するソーシャルな行為でもある。プライベートとパブリックの往還の中で、技術は磨かれ、精神は鍛えられる。この養成塾を通して、そんな「修行」のお手伝いができればと思っている。




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